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2023.05.31

    昨晩ひさしぶりに出かけたクラフトビールの店で友達と何杯も飲んだ疲れが出て、ぼうっとした身体で起きた。朝遅く、雨のなか、最寄りのパン屋へパンを買いに歩いて行った。パンに合う紙パックのカフェオレも買う。午後は来週明治大学です… 続きを読む »2023.05.31

    2023.05.08

      山に行きたい。この春はふたつ、低山を歩いた。大磯の駅から神社を経由して登る湘南平と、修禅寺からすこし車で南下して「踊子歩道」を歩く天城峠。どちらも穏やかに晴れた日で、メンバーもそれぞれすてきで、とてもいい山歩きだった。私… 続きを読む »2023.05.08

      2022.12.28

        ドラマ「エルピス」最終話。嗚咽するほどの涙が、何度も何度も出てしまう。「なんで殺されなきゃなんないのよ」という浅川(長澤まさみ)の渾身の台詞に、大きなものが込められすぎていて、私は怒っていたんだ、そうだ、当然だよ、怒って… 続きを読む »2022.12.28

        2022.12.22

          同じイタリア人をファシズムと反ファシズムの二つの意識に引き裂き、対立する思想ゆえに、民衆が隣人を敵視し、あるいは極端な場合には肉親までも敵視し、血で血を洗い、殺戮と報復を繰り返して、その果てに解放を達成したとき、人びとは… 続きを読む »2022.12.22

          2022.10.11

            「私は思い描く」 私は思い描く、南へ向かう列車を。私は思い描く、あなたの今朝のあくびを。私は思い描く、夏のシーツを渡るテントウムシの速度を。私は思い描く、清掃業者が鍵を閉めて出ていった部屋の隅に、ゆっくりと舞い落ちる埃を… 続きを読む »2022.10.11

            2020.10.10

              もう何年も、政治報道を見るたびに「これ以上ことばを、日本語を、蹂躙しないでくれ」という気分に侵される状態が続いている。きょうは朝日新聞を読んでいた。矛盾ということばが何度もつかわれている記事だった。その記事の書き手の意見… 続きを読む »2020.10.10

              2020.7.31

                やっとの晴れ。アイスラテをつくって飲む。朝10時、今度依頼する予定のペットシッターさん2名で来訪。ぺろは何かを察知して距離をとっている。洗濯物を干して、マスクをつけて革靴と登山靴のカビとりをした。網戸にして涼んでいたら、… 続きを読む »2020.7.31

                2020.5.4

                  She is というメディアの編集者の竹中さんを紹介してもらったのは、今年に入ってすぐの頃だっただろうか。その頃私は、詩誌「て、わたし」主宰の山口勲さんとともに赤坂の書店で世界の詩人を紹介するイベントを連続開催していて、… 続きを読む »2020.5.4

                  2020.4.23

                    「必要な店」 必要な店が立ち退いたあと私たちはしばらく呆気にとられていた自分の無力にほとほと落ちこみそれから感謝と追悼を述べまだお金で買えるものとお金で手に入らなくなったものを数えた 必要な店が立ち退いたあと空き店舗の前… 続きを読む »2020.4.23

                    2019.6.12

                      「香港料理店」 香港の自由を求める大きな抗議の日に詩人たちはロッテルダムの片隅の香港料理店に集まっていた香港では法が脅かされていた詩人たちは叉焼や蝦子麺の皿を囲んだ香港では言論が脅かされていた日本の詩人はオランダ人の通訳… 続きを読む »2019.6.12