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椿と、さんにょもんと、うみねこへ

みんな、元気でいますか。
1月16日火曜日、私たちは集まって
「あいの風」を歌いました。
珠洲のこと、能登のことを思って、歌いました。

みんなを主人公にした「さいはての朗読劇」を
ともに作ってきた阿部海太郎さん、長塚圭史さん、
常盤貴子さん、北村有起哉さんが
呼びかけ人となってくださいました。

「あいの風」は、
石川の民謡「臼摺り歌」のすばらしいメロディに
新しい歌詞をつけて歌った、
「さいはての朗読劇」のメインテーマです。
よかったら、みんなで聴いてください。

「あいの風」

ハア ゴッキンサー ゴッキンサー
ハア あいの風吹いた へちまのすきま
いいひとあのひと つれてきたヨ

ハア あいの風呼んだ 波間のいるか
内浦 外浦 また会う日まで

ハア すずの風鳴った ちりーんと鳴った
帰ってきたきた さんにょもんさんヨ

ハア すずの風舞った 夢まで舞った
うつわもけものも 遊びましょうか
ねむっていないで 遊びましょうか

ハア ゴッキンサー ゴッキンサー

『あいの風』
曲:石川県民謡(臼摺唄)
詞:大崎清夏
編曲:阿部海太郎
<唄>(五十音順) 赤松絵利 赤間直幸 阿部海太郎 板倉タクマ 市井まゆ 伊東龍彦 伊藤豊 大崎清夏 岡野昌代 北村有起哉 鈴木泰人 常盤貴子 仲間由紀恵 長塚圭史 南条嘉毅 山添賀容子 吉村結子
撮影・編集 中島祥太
録音 伊藤豊
撮影日 2024.1.16

『あいの風』は、2022、23年にスズ・シアター・ミュージアム(珠洲市)で上演された「さいはての朗読劇」の劇中歌として唄われました。 出典元の民謡・臼摺唄の朗々たる旋律は、能登地方の豊かな風土と、そこに暮らす優しい人々によって大切に育まれてきました。 石川に残る民謡の中でもとりわけ美しいこの旋律に、東京から能登へ「あいの風」の想いを乗せて、「さいはての朗読劇」の関係者みんなで唄いました。
*あいの風……春から夏にかけて吹く東風のこと