先日ジェフリー・アングルスさんに教えてもらった、キャロル・キングが歌う「チキンスープ、ライスいり」のYoutube動画がかわいくて、何度も見てしまう。もともとはモーリス・センダックのことば遊びうたで、私は子どもの頃に邦訳版の豆本(というのか?ミニサイズの箱入り絵本)を繰り返し読んだけれど、キャロル・キングが歌っているバージョンがあるなんて知らなかった。しかも、こんなにかわいいアニメーション付きで!
ジェフリーさんは日本語がとても堪能だから(それに、私たちが会うのはいつも日本だから)、私たちが会うときは基本的に日本語で話す。でも喋っているとなぜか私の脳みその英語の部分が刺激されてきて、ついこんな会話になったりする。
J「アメリカの食べもの、何が印象に残ってる?」
S「Seven up!」
J「Wow, Really!?」
J「その授業は、クリエイティブライティング?」
S「うーん、kind of クリエイティブライティングって感じ。」
J「清夏さんは、いつから詩を書きはじめたんですか?」
S「いわゆる(指二本でエアクォーツして)ポエムと言われるようなものは、中学時代から書いてて……。」
J「子どもの頃、どんな本読んでた?」
S「ロアルド・ダールが大好きだった。あと◎◎とか△△とか……、あと、Where the Wild Things Are.」
ジェフリーさんにはもちろん「かいじゅうたちのいるところ」でも通じるのだけれど、こんなふうに自分の言語体系の中に紛れている英語を会話のなかで拾いあげるのが、ジェフリーさんと会話するときの、私の密かな楽しみなのだ。
朝、コーヒー、はちみつバナナいりヨーグルト。
昼、ツナいりトマトソースパスタ、ツナとかぶの葉のサラダ、炭酸水。
夜、かぶの焼くだけ、菜めし、明太子、赤ワイン。